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100回記念スピンオフ企画 「電動キックボードで目指す、移動の社会課題解決」工藤力さん

「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」の100回記念特別企画、「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」では、メンバーのこれまでをお届けしてきました。今回は、その中でも特にメンバーに大きな影響を与えた出来事を深掘りするスピンオフ企画です!今回は、過去に友人と組んだバンドの経験から“人に想いが伝わること”が自身の原動力になると気づいたという工藤力(くどう りき)さんが、今まさに強い想いを持って取り組んでいる「電動キックボード普及プロジェクト」について詳しく聞いてみました。工藤さんのインタビュー記事本編「壁”を乗り越えて、想いを形にし続けるアクション」はこちらからご覧ください!「価値が伝わっていないなら、自分たちで伝えていこう」ー電動キックボードのプロジェクトを始めた背景を、改めて教えていただけますか。スペインでレーサーをしている友人がいるのですが、彼が出場している大会をオンラインで応援した際、後ろの景色に色々な乗り物がビュンビュン走っていたんです。「なんだろう?」と思って友人に聞くと、電動キックボードという乗り物でした。「スペインでは自転車より多く走っているよ」と聞き、面白そうだと思って試しに仲間と買って使ってみたら、かなり便利だったんですよね。でも日本ではあまり普及しておらず、それどころかちゃんとした製品が流通していないため、逮捕される人がいたり事故にあってしまったりと、良くないニュースが散見される印象でした。環境負荷も小さく、太陽光発電の余剰発電の利活用といった観点からも可能性のあるモビリティなのに、それが排他的に扱われ良いイメージが持たれていないのがもったいないなと思いました。「それなら自分たちからキックボードの良さを発信して、可能性を感じてもらいたい!」と思い、様々な職業の友人たちと一緒に5名でプロジェクトをスタートしたのが始まりです。

100回記念企画vol.9「違和感を感じずに、誰もが居心地よくいられる社会へ」高畑千夏さん

チームファンタジスタは2013年からスタートし、2022年には10年目を迎えます。毎月開催している「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」は、2021年11月で記念すべき100回に達しました。今回は100回に合わせた特別企画「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」と題して、ファンタジスタメンバーのインタビューをご紹介します!第9弾は、高畑千夏(たかはたちなつ)さん。ご自身のキャリアの分岐点で、たとえその時の”マジョリティ”と違ったとしても、常に意志のある選択を積み重ねてきました。日本と海外、さまざまな職場や環境での仕事を経験して、やりたいことや実現したい社会が少しずつはっきりとしていったようです。今回は、これまでの高畑さんの行動の軌跡と、これから取り組まれたいことについて、お話を伺いました。こんにちは!JR東日本建築設計(以下、JRED)の高畑千夏(たかはたちなつ)と申します。現在は建築設計を行う会社に勤めている私ですが、建築など形のあるものを扱う「設計」をしているわけではありません。設計された場の使い方や、その場が目指すビジョンを共想するといった“形のないもの”を扱う仕事をしています。設計会社のために、同じ会社内に建築士は数百人いるのですが、私と同じ仕事をしている同僚はほとんどいません。今のJREDではマイナーな業務ですが、これからは設計会社も多角的なアプローチを増やしていく時代だと思っています。私は、もともとのんびり屋な性格。今も動き出すのは遅い方ですが、振り返ってみると突発的な行動力はある方かもしれません。人より遅くても、突発的で勝算のない行動でも、今思えば動いて良かったと思えることばかり。今回は、私のこれまでの行動の軌跡を振り返って、お話をさせていただきます。勝算のない選択でも、悔いのない方へ私が大学卒業後初めに就職したのは、商業系企画デザインの会社です。和気あいあいとした会社でしたが、数年のうちに同期がどんどん転職していき、気づけば最後の1人になっていました。そんな環境に少し焦りを感じ自分も転職をと活動してみたものの、どうにもやりたいこと(志望動機)が書けなかったんです。それならいっそ、と、環境を変えるため希望して上海支社へ異動しました。友人達は国内転職や結婚をする人が多い中、当時29歳の私は婚期を逃す決断をあまり考えずに決めてしまいましたが(笑)、私にとってこの選択は良い選択だったように思います。それは、赴任先でようやくやりたいことがおぼろげながら見えてきたからです。上海の赴任先では、クライアントの想いを紐解き、内装設計をはじめ、設計の前段階であるお店のコンセプトやVI(ヴィジュアルアイデンティティ…ロゴなどコンセプトを可視化するデザイン一式のこと)などを提案する仕事をしていました。仕事にやりがいがあったことに加えて、働く環境自体もガラリと変わったようでした。上海は会社も街も雰囲気が明るく、”利害が及ばない限り他人の事は気にしない”というように良い意味であっけらかんとしており、やっている仕事内容は同じなのに前より仕事が楽しいと感じましたね。

100回記念企画 スピンオフ企画「“根府川駅ペンキ塗り塗り大作戦”で見つけた自分の価値観」横内秀理さん

「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」の100回記念特別企画、「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」では、メンバーのこれまでをインタビューを通じて伺ってきました。今回は、その中でも特にメンバーに大きな影響を与えた出来事を深掘りするスピンオフ企画です!第1回目は、考えるより行動することで自己理解を深めてきた横内秀理(よこうち しゅうすけ)さんが、自分の“やりたいこと”に気がつくきっかけとなった「根府川駅ペンキ塗り塗り大作戦」について深掘りしました。横内さんのインタビュー記事本編「モンモンと考えるより、行動でわかる“やりたいこと”」はこちらからご覧ください!「根府川駅ペンキ塗り塗り大作戦」が実現するまで―チームファンタジスタ100回記念特別企画で話されていた「根府川駅ペンキ塗り塗り大作戦」について、開催することになったきっかけを教えていただけますか。根府川駅ペンキ塗り塗り大作戦は、東海道線の無人駅”根府川駅”の外壁を近隣住民の方々と一緒に塗り替えるイベントで、職場の上司から「無人駅を使って、近隣住民の人たちと面白いことしようよ」と誘ってもらったことがはじまりでした。何をするのかよく分からないまま、「やりましょう!」と二つ返事をしたことをよく覚えています。何となく、上司の言葉が自分の琴線に触れたんです。蓋を開けてみると、地元の方から「無人駅を改造したい」という要望があったことがわかったので、「どんなことからこのプロジェクトを始めれば良いんだろう…?」と、全くイメージがないところから考えていきました。その結果、住民参加型のこのイベント開催に辿り着きました。―自分の琴線に触れたということでしたが、何が自分の想いと共鳴したと思いますか。元々、その上司とは趣味が似ていたんです。例えば私と上司は『ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり』(嶋田洋平著、日経BP社、2015年)という本が好きだったり、その本の中で言われている「まちづくりはコンテンツづくりだ!」という内容にすごく共感していたり。そんなお互いの考えに共感する下地があったところに、「駅で新たなコンテンツ作りをする」という話をもらったので、すぐにやりたいと思えたんだと思います。

100回記念企画vol.7「人と縁を”循環”させて取り組む、私らしいまちづくり」岡志津さん

チームファンタジスタは2013年からスタートし、2022年には10年目を迎えます。毎月開催している「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」は、2021年11月で記念すべき100回に達しました。今回は100回に合わせた特別企画「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」と題して、ファンタジスタメンバーのインタビューをご紹介します!第7弾は、チームファンタジスタの結成初期からのメンバーでもある岡 志津(おか しづ)さん。組織の枠にとらわれることなく等身大な気持ちを軸に行う岡さんのアクションは、まさに素晴らしき“公私混同”。ライフステージが変わっても、人・地域・会社のつながりを生み出し続けています。以前こちらのインタビューでも登場いただいた岡さんに、あらためてこれまでの活動や、これからのなりたい姿について聞きました。▶︎岡さんの2017年のインタビュー「ゆるやかに、気負わずに、ただ続ける地域との接点のある生活。「荻窪おたがいさま食堂」が教えてくれること。」はこちらはじめまして。JR東日本の不動産系グループ会社の岡志津(おかしづ)と申します。前職ではゲームの開発の仕事を4年間行い、今の会社は入社してから14年目のいわゆる中堅社員です。今の会社では、入社以来11年間ショッピングセンター(駅ビル)の開発や運営、販促を担当しました。その後、2020年に新しくできたまちづくりのソフト部分であるエリアマネジメントを推進する部署に異動し、産休育休を経て2021年4月に復職し、今に至ります。今の部署は、会社の主力事業では全くありません。ただ、長期視点で考えると絶対に必要だと感じています。そして同時に、今自分が会社で関わっていることが、実は私が仕事もプライベートも関係なく好きでやってきたことでもあります。ある意味“好きなことをやってたら仕事になった”というラッキーな会社員かもしれません。あらためて振り返ってみると、ポイントになったことがいくつかあったので、今回はそんな話をしてみようと思います。「言われなくても、勝手にやる。」わたしの社会人の4つの時期振り返ってみると、私の社会人歴は、4つの時期で構成されていました。・ただの社会人期 2005〜2012年(23〜30歳)・勝手にやる期 2012〜2017年(30〜35歳)・仕事で勝手にやる期 2017〜2020年(35〜38歳)・マジで仕事でやる期 2020年〜(38歳〜)転機になったのは、やはり『勝手にやる期』。同級生たちと一緒に地元広島のカタログギフト「備後のギフト」を作ったり、引っ越した先の荻窪では“おたがいさまの場”づくりとして、みんなで作ってみんなで食べる「おたがいさま食堂」の運営をしたり。仕事に面白さを感じられずに悶々としていた時期でしたが、ただ悶々と日々を過ごすのではなく、それなら外で何かやろう!と自ら動いたことは、好きなことを仕事にするための第一歩になったと思います。「自分の好きなこと」「社会が必要としていること」「会社が必要としていること」。その3つの円が重なる何かがすぐ見つかれば良いですが、仕事が重なっていなければ仕事以外で勝手にやればいいのです。

100回記念企画vol.6「”壁”を乗り越えて、想いを形にし続けるアクション」工藤力さん

チームファンタジスタは2013年からスタートし、2022年には10年目を迎えました。毎月開催している「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」は、2021年11月で記念すべき100回に達しています。今回は100回に合わせた特別企画「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」と題して、ファンタジスタメンバーのインタビューをご紹介します!第6弾は、工藤 力(くどう りき)さん。仕事のかたわら、次世代の移動をアップデートするプロジェクトを実行中。学生時代から今まで、「思いを届けて人を感動させる」ということに取り組んできました。取り組む内容は変わりながらも、バックグラウンドにある思いはぶれることがないようです。工藤さんの日々の活動の原動力とは?学生時代から今の活動や、今力を入れていることについて聞きました。はじめまして。JR東日本の3年目の工藤力(くどう りき)です。現在は、千葉エリアの商業施設の維持管理・小規模開発業務を担当しています。その傍ら、社外の活動として「電動キックボード」の開発や普及に関わるプロジェクトを行っています。今は、学生時代から社会人になった今まで経験したことを経て、少しずつ自分のやりたいことを言語化してアクションを起こせるようになってきたところです。これまで行動する度に様々な壁にぶち当たってきましたが、その「壁を楽しみ乗り越える」ということが最も自分にとってワクワクする瞬間でもあり印象的な経験だったので、今回はそんなエピソードをご紹介したいと思います。バンド活動で知った、想いが伝わった時の感動私は学生時代、本当に音楽が大好きでした。特にロックバンドが好きで、夜中まで曲を聴いては感動しまくる、そんな青春を送っていたんです。そしていつしか「自分も想いを込めた歌で誰かを感動させたい!」と考えるようになり、友人たちとバンドを結成しました。   

100回記念企画vol.5「活動を続けて見えた、叶えたい”まち”のすがた」宮下杏子さん

チームファンタジスタは2013年からスタートし、2022年には10年目を迎えました。毎月開催している「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」は、2021年11月で記念すべき100回に達しています。今回は100回に合わせた特別企画「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」と題して、ファンタジスタメンバーのインタビューをご紹介します!第5弾は、宮下杏子(みやした きょうこ)さん。もともと会社で都市開発のハード面の仕事に携わっていましたが、社内外で活動を広げるうちにまちづくりのソフト面も含めて手がけるまでに。マルシェの主催からまちの構想まで、あらゆる視点でまちに関わる宮下さん。さまざまな活動やコミュニティにさりげなく飛び込み、気づけばまちに住む人とともに一緒にありたい暮らしを叶えている様子。あらためてこれまでの取り組みや、これから大切にしたい思いについて聞きました。ーーーーーこんにちは!宮下杏子(みやした きょうこ)です。好奇心が赴くままに様々な場所に潜り込むことから「絶妙な距離感で、人の心と新しいコミュニティに飛び込む探偵」という肩書きを名乗って活動しています。興味のあることに向かって社内、社外共に活動しているうちに、現在の会社の仕事でも、異動4部署目で「やりたいこと」に近づいてきました!今日は、そこに至るまでの軌跡とこれからについて綴りたいと思います。

100回記念企画vol.1「モンモンと考えるより、行動でわかる“やりたいこと”」横内秀理さん

チームファンタジスタは2013年からスタートし、2022年には10年目を迎えます。毎月開催している「F-MTG(ファンタジスタミーティング)」は、2021年11月で記念すべき100回に達しました。今回はその100回に合わせた特別企画「“遊ぶように働き、働くように遊んだ"わたしたちの軌跡」と題して、ファンタジスタメンバーのインタビューをご紹介します!第一弾は、チームファンタジスタの共同代表をつとめる横内秀理(よこうち しゅうすけ)さん。毎回のミーティングの司会も行いチームを盛り上げながら、飾らない等身大のアクションでファンタジスタメンバーに勇気を与えてくれる存在です。そんな横内さんに、チームファンタジスタに入るまでとこれまでの活動、そして今描くこれからについて聞きました。—————はじめまして!JR東日本入社8年目の横内秀理(よこうち しゅうすけ)と申します!現在は社外の不動産会社へ出向し、ミッドサイズオフィスの商品企画・開発を担当しています。今でこそ、やりたいことを明文化したり表現していますが、このチームに出会うまでは、なかなか自分が何をしたいかわからず苦悩する“モジモジ&モンモン期”がありました。もし同様の悩みをお持ちなのであれば、その時のもどかしさを共有させていただき、私がどうやってそこから一歩踏み出せたのかをお伝えできればと思います! team fantasy-sta.との出会いと葛藤のモジモジ期